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【夫婦育休】夫婦で同時期に約1年間の育休を取る理由(妻側)

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私たち夫婦は、2023年冬に出産し、夫婦共に約1年間の育休を取ることを決断しました。
夫婦ともにこの選択をとったことに全く後悔無く大満足しています。

初めての記事では、夫婦で育休を取ることにした妻側の理由をお話します。夫がなぜ夫婦で育休を取る決断をしたのかは、そのうちご紹介したいと考えています。

目次

1. ”子供”が欲しいのではなく”家族”が欲しい

私たちは、主に私(妻)が妊娠・出産に挑戦したいと希望しました。夫は、夫婦二人でも十分に楽しいから、子供はどちらでも良いというスタンスでした。むしろ、私の体力を消耗してまで妊娠・出産は必要なのかとすら言っていました。
 それなのに、妊娠・出産を希望した私は、もし無事に出産出来たら、夫にも育休を取ってほしいと希望していました。「なぜ?」と思う方も多いかもしれません。
 それは、”子供”が欲しいのではなく、”家族”が欲しかったからです。
 私は一人っ子で、父親は単身赴任をしていたため、母と二人暮らしのようでした。母も何かと忙しかったので、「家族で日常を共有する」といった”当たり前”に飢えていたように思います。
 そのため、人生を通して「家族で日常を共有する」ことをしてみたいという気持ちが強くありました。もちろん、夫婦二人で「日常を共有する」ことはとても楽しかったのですが、家族が1人増えると、その喜びが何倍にもなるのではと考えて、”子供”を授かりたいなと思うようになりました。
 しかしながら、私の目標である「家族で日常を共有する」ことは、”子供”を授かるだけでは達成できません。そこには、私にとって大切なパートナーであり、子供にとって大切な父親がいなければ実現できません。
 一人っ子で育った私が、家族との絆をより強化したいと感じ、そのためには夫も同期間育休を取る必要があると考えました。

2. 夫婦の立場を平等にしたい

 私たちは、中高生時代の同級生です。
 同じ教室で、机を並べて同じ授業を受けていました。同じテストを受けて、公平な評価を受けています。女子だからこの授業は受けません、とか、男子だからこのテストを免除します、とかはありませんでした。
 社会人になってからは、職場や年収は違えど、正社員として責任感を持ってそれぞれの業務に従事してきました。これまで、私たちの立場に差異を感じた事は1度もありません。
 なので、家族が増えたとしても、夫婦二人の立場を平等にしておきたいという気持ちが強くありました。
 実際、私(妻)は妊娠・出産を機に、当たり前のように、立場を変える選択を求められました。会社に報告すると、「いつから産休に入るか」「育休復帰はいつか」等を上司から聞かれました。
 一方で、夫が会社に報告すると「おめでとう」と言われるだけ。育休に関する社会的な差異には違和感を覚えています。

3. 独りで育児する自信が無い

 私から、”子供”を授かりたいと提案しましたが、独りで育休を取り、育児する自信は全くありませんでした。
 それは、夫婦間の不公平な状況に、性格上耐えられないと思ったからです
 もし、私だけが育休を取っていたら、通常通り仕事をしている夫に対して嫌悪感を覚えていたと思います。どんなに夫が在宅時に家事育児をやっていたとしても、です。一方で、夫だけが育休を取っていたら、夫に懐く子供を見て、それもまた嫌悪感を覚えていたと思います。


以上を踏まえて、もし子供を授かったら、育休を一緒に取ることにしました。
現在、生後6か月を迎えますが、私たちは「夫婦で育休を同期間取ってよかった」と断言できます。
夫婦で育休を同期間取るメリットについては別の記事でお話ししたいと思います。

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この記事を書いた人

横浜在住の28歳OL。
23年2月に第1子を出産。
夫婦で日系大手メーカーを1年間育休中。

夫婦育休が、“令和の当たり前”になるように、魅力やコツをシェアします!

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